会長挨拶

 

第46回日本マススクリーニング学会学術集会
学会長 知念 安紹

(琉球大学大学院医学研究科育成医学講座 准教授)

学会長

 この度、第46回日本マススクリーニング学会学術集会を担当させていただくことになり大変光栄に存じます。本学術集会は2019年11月22日(金)・23日(土)の2日間、那覇空港から11分モノレール沿いにあります沖縄県市町村自治会館で開催させていただくことになりました。沖縄県開催にあたり、台風が多い8月を避けて今回は11月とさせていただきました。

 本学術集会1973年(昭和48年)代謝異常スクリーニング研究会を前身として発足し、故・森山豊研究会理事長を中心とした研究者と検査技術者グループの努力により1977年(昭和52年)アミノ酸代謝異常とガラクトース血症スクリーニングが全国で開始され、その後、ほぼ100%の受検率、精度管理体制、検査システム等を維持し、2014年タンデムマス対象疾患が加わって現在のマルチプルスクリーニングに至り、倫理的な配慮のもと、こどもの病気の早期発見・早期治療または疾患発症の予防、そしてスクリーニング事業発展と高い社会的貢献を目指している歴史ある学会です。約600名となる学会会員は臨床医のみならず、検査診断技術に関わる基礎医学、公衆衛生、臨床検査など研究者・技術集団などマススクリーニングを様々な形で支援している方々です。

 現在のマススクリーニングは技術面の飛躍的な進歩と、希少難治性疾患の治療法の発展とともに免疫不全症やライソゾーム病、副腎白質ジストロフィーなど対象となりうる疾患の可能性が高まっております。早期発見・早期治療または疾患発症の予防に大きな期待を抱きつつ、どのように診断結果と向き合っていくのか不安に直面しております。本学術集会の基調テーマは「次世代へ すこやかな未来をつなぐ」として特別講演、教育講演、シンポジウム、ランチョンセミナー、一般演題等を企画し、過去から現代、未来へと考え語り合うことができたらと思います。本学術集会プログラムにおきまして本学会の山口清次理事長、大浦敏博副理事長の諸先生方にご支援を頂いておりますことを改めて深く感謝申し上げます。

 11月の沖縄県は寒くもなく暑くもなく過ごしやすい時期です。那覇空港から本学術集会会場をつなぐモノレールは平成15年に建設され、那覇国際通り、壷屋やちむん通り、首里城をつなぐ「ゆいレール」として県民から慕われております。亜熱帯気候と琉球の歴史、琉球料理、泡盛など体験もしくは雰囲気を味わっていただきたいと思います。

 会員皆様のお力添えで、実りの多い学術集会になるように望んでおります。多くのご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

 

 

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